ダイエット中にオススメされる
ゼロカロリー食品などに含まれる"人工甘味料"とは何か?と聞かれると
答えることは出来ますか?
今回は人工甘味料のメリット、デメリットについて詳しく解説します。

記事のテーマ
ダイエット中OK?人工甘味料についてパーソナルトレーナーが詳しく解説します。
目次
人工甘味料とは
人工甘味料のメリット、デメリット
まとめ
記事の信頼性
記事を書いている自分は北海道の専門学校を卒業後大手パーソナルジムで5年勤務。
うち4年間店長を務めた。
パーソナルトレーナーとしての実績はベストボディジャパン優勝者排出や自社お客様コンテスト、グランドチャンピオン排出などトレーナー最前線での実績は多数。年間成約率表彰などパーソナルジムの入り口から出口までで業界大手での実績がある。
読者への前置メッセージ
本記事では人工甘味料についてパーソナルトレーナー目線でお話しします
ダイエット中に食べても問題ないのか?リスクはないのかを詳しく解説します。
この記事を読むことにより人工甘味料の理解が深まり、ダイエット中も上手く付き合う事が出来ます。
それでは始めていきましょう。
人工甘味料とは
人工甘味料とは天然には存在せず、人工的に合成して作られた甘味料のことを言います。
種類によっては、砂糖よりも甘みの強いものがあり主に砂糖の代用として品として食品や飲料品などに利用されます。
コンビニやスーパーに売っているゼロカロリー食品はまさに人工甘味料の代表です。
砂糖を使用していない為、カロリーも低くダイエット中に食べても太るリスクが少ない食品です。
ただし、人工甘味料にはたくさんの種類があり中には過剰に摂取してしまうと危険なものもあります。
実際にどんな種類があるのか
代表的な3つを紹介していきます。
アスパルテーム
アスパルテームは人工甘味料の中で最も有名なものではないでしょうか。
アスパルテームは砂糖の200倍程の甘味を持つと言われています。
その為、少量で甘味を感じることができるというメリットがあります。
しかし、カロリーは1グラムあたり4カロリーと普通の砂糖と変わりません。
多く摂取しすぎてしまうと、カロリーは結局増えてしまうので注意が必要です。
スクラロース
スクラロースは砂糖の600倍程の甘さを持った人工甘味料と言われています。
そんなに甘いと身体に悪いのではないかと想像する方もいると思いますがその通りです。
ラットでの動物実験によるものですが、
スクラロースは腸内細菌(善玉菌)を殺してしまう作用がある事が確認されているので
過剰摂取は避けていきましょう。
アセスルファムK
アセスルファムKもアスパルテーム同様に有名な人工甘味料の1つです。
砂糖の200倍の甘さを持っており苦味の緩和効果もあります。
しかし、アセスルファムKもスクラロース同様に
動物実験によるものですが、甲状腺や脳機能に悪影響を及ぼす可能性がある事が分かっています。
アセスルファムKも同様に過剰摂取には注意が必要です。
人工甘味料のメリット、デメリット
前の章でもメリットやデメリットはお伝えしましたが、まとめると以下の通りです。
人工甘味料のメリット
✔︎カロリーが抑えられる
少量でも強い甘さがある為、砂糖に比べると大幅にカロリーを抑えられます。
✔︎ダイエット中でも甘味を感じられる
ダイエット中に甘いものが食べたくなった場合も人工甘味料であればカロリーも抑え、強い甘さを感じる事ができます。
✔︎適度であれば安全性は高い
人工甘味料は1日の摂取目安を守れば、副作用や身体への悪影響は少ないとされています。
アスパルテームは1kgの体重に対して40mgが上限となっています。
例)体重50kgの方は、1日2gが上限量となります。
人工甘味料のデメリット
✔︎副作用の危険性
人工甘味料の中でも、アセスルファムカリウムには副作用として、吐き気や下痢、腹痛、頭痛、発がん性のリスクなどがあります。
また、強い甘さから味覚障害を起こしてしまう可能性があるとも言われています。
✔︎中毒性
人工甘味料の甘さは神経伝達物質も刺激します。
「甘いものをもっと食べたい」という欲求が生じ、中毒症状を起こしてしまう可能性があります。
✔︎摂取しすぎるとカロリーが多くなってしまうものもある
人工甘味料も砂糖は使われていない為、太りにくい食品ではありますが、決してカロリーがないわけではありません。
安心して沢山食べてしまうと、結果的にカロリーが多くなってしまうという場合もありますので過剰摂取には十分に注意しましょう。
まとめ
今回は人工甘味料について解説しましたがいかがでしたでしょうか?
人工甘味料は様々な食品に含まれています。
ダイエットはもちろんですが、日常生活を送る上でも人工甘味料ゼロの生活というのはほぼ不可能です。
人工甘味料のメリットやデメリットをしっかり理解して、上手に付き合っていきましょう。
というわけで以上です。
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