みなさん毎日食事はしますよね?その毎日の食事から体はできています。
その栄養素を考えてみたことはありますか?
今回はその栄養素のなかで重要な三大栄養素についてを解説します。

記事のテーマ
三大栄養素とは?パーソナルトレーナーが教える基礎栄養学
目次
三大栄養素とは?
三大栄養素のそれぞれの役割
三大栄養素の重要性
まとめ
記事の信頼性
記事を書いている自分は北海道の専門学校を卒業後大手パーソナルジムで5年勤務。
うち4年間店長を務めた。
パーソナルトレーナーとしての実績はベストボディジャパン優勝者排出や自社お客様コンテスト、グランドチャンピオン排出などトレーナー最前線での実績は多数。年間成約率表彰などパーソナルジムの入り口から出口までで業界大手での実績がある。
読者への前置メッセージ
本記事では人が生きていく上で必ず行う「食事」の栄養素の内容です。
ダイエットをしている人やダイエットを考えている人だけではなく「健康」という観点から全員に役立つ情報をまとめています。
この記事を読むことで食事を見直す機会となることでしょう。
それでは始めていきます。
三大栄養素とは?
三大栄養素とは「タンパク質」「脂質」「炭水化物」の栄養素のことです。
私たちは普段口にしている食事内容も基本的にはこの三大栄養素が多く含まれています。
特にこの三大栄養素とは私たち人間の生命維持や身体活動などに欠かせないエネルギー源となっています。
ですから無理なダイエットで片寄った偏食で行うようなダイエットや断食といったダイエットを行うとリバウンドの危険性が非常に高くなってしまいます。
身体を変化させていくにはこの三大栄養素をバランスよく摂取していくことが大切ということです。
このバランスのことをPFCバランスと表現することが多いです。
「タンパク質」=protein(プロテイン)
「脂質」=fat(ファット)
「炭水化物」=carbohydrate(カーボハイドレート)
英語表記の頭文字をとってPFCと表現します。
今後もよくこの用語は使用していきますのでしっかりと覚えておきましょう。
三大栄養素のそれぞれの役割
次に三大栄養素ごとの役割を解説していきます。
ここでは簡単に役割を解説していきます。
タンパク質(protein)
1グラムあたりのカロリーは4kcal
タンパク質の主な役割は、筋肉や骨、皮膚などをつくる原料という役割です。
筋肉や骨、皮膚、臓器、毛髪、血液、酵素、ホルモンなどをつくる原料となるのがタンパク質で、約20種類のアミノ酸が結合してできています。
脂質(fat)
1グラムあたりのカロリーは9kcal
脂質の主な役割はホルモンや細胞膜、脳神経組織を作る材料になることです。
また、身体に蓄えられ、必要に応じて分解されエネルギーになることやエネルギー源として体温調節、働く力となります。
三大栄養素の中で最もエネルギー(カロリー)が大きいため少量の脂質で多くのエネルギーを得ることができます。
脂質にも種類があり積極的に摂取していく種類のもの、できる限り避けるべき種類のものとが存在します。
炭水化物(carbohydrate)
1グラムあたりのカロリーは4kcal
炭水化物の主な役割は即効性が高くいち早く体のエネルギーになることや脳や神経系に対する栄養源となること。
また、炭水化物の構成成分として糖質と呼ばれることもあります。
血糖値をあげることができる唯一の栄養素でもあります。
糖質はグリコーゲンとして筋肉に貯蔵されます。体力との関係が密接であるため重要な栄養素です。
三大栄養素の重要性
続いては三大栄養素が不足してしまった場合を解説します。
タンパク質(protein)
タンパク質が不足すると起こる体の症状
・筋肉量の減少
・肌や髪のトラブルの原因に
・集中力の低下、思考力の低下
脂質(fat)
脂質が不足すると起こる体の症状
・体温調節がうまくいかなくなる
・生理現象の不調
・免疫力低下
・脂溶性ビタミンの吸収ができなくなることから起こるビタミン不足
・血管が脆くなってしまう
炭水化物(carbohydrate)
脂質が不足すると起こる体の症状
・エネルギー不足
・脳への栄養が不足し集中力、判断力の低下
・疲労感
・不眠やイライラ感
といった三大栄養素それぞれが不足すると体へ与えられる影響も大きくなってしまいます。
きちんと摂取することでそれらを回避することができますのでバランスよく摂取していきましょう。
まとめ
前の章で説明した通り三大栄養素にはそれぞれ人間が活動をしていく上でそれぞれ重要な役割を果たしています。
ダイエットをするから極端に抜いてしまったり偏った食事をしてしまうとそもそも体が活動すらできなくなってしまうのです。
より健康的なダイエットや日常を過ごしていくためには三大栄養素をきちんとコントロールすることが非常に大切です。
より深い知識をつけ実践していきましょう。
というわけで以上です。
明日からでも食事を見直し理想の体を目指してこの記事を有効活用していきましょう。
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